私たちについて

私たちがつねに目指している目的、それは「人にやさしく、地球にやさしい商品をすべての人に思いを込めてつくり続ける」ことです。

当社は、1937年、東京都大田区でチョークメーカーとして創業し、日本で初めて粉が飛散しにくいチョークを開発し、製造・販売してきています。多くの人たちから愛され、たくさんの需要に応えるため、1967年、福祉の町である北海道美唄市に工場を増設しました。

2005年、当社のチョークはほたての貝殻により生まれ変わりました。廃棄処分で社会問題となっていたほたての貝殻がチョークの主成分と同じ炭酸カルシウムであることに着目し、再生活用の道を多くの研究者・協力者の力を借りてチョークに配合することに成功しました。そればかりでなく、従来なものよりも鮮明で滑らか、折れにくく飛散が少なくなり、世界中から評価されるまでとなりました。

今では多くの学校や企業で使われ、日本のチョーク市場の70%シェアを誇っています。

子供からお年寄りまでに楽しんでいただける、kitpasは紙・ガラス・鏡などにさまざまな素材に描け、窓やガラスなどツルツルした表面であれば何度でも描いたり消したりできる画期的な商品です。バターのように滑らかな発色は、お子様のお絵かきにも、本格的な作品づくりにも夢が膨らみます。

現在、kitpasは、今までにない機能性と安全性を高く評価いただき、世界20か国以上に届けられています。

そして、2021年、その主原料となるワックスを、お米が精米されるときに削られるぬか層と呼ばれる表皮部分から取れるワックスに変え、これからも、つくる人にも、つかう人にも、環境にもやさしく進化していきます。

 

障がい者雇用について

our value

私たちの会社を語るのに忘れてはならないのが「障がい者雇用」です。

当社では、全体の約70%が知的障がい者を持つ社員が働いており、皆がなくてはならない存在です。

私たちが、いつも世界中の人々に力を入れて訴えたいことは、「知的障がい者が働く姿から得られた働くことの真の幸せは、お金や物ではなく、人の役にたち、必要とされ、ほめられることが、生きてゆく上で一番の幸せであることを認識して欲しい」ということです。社会とつながることは自身の存在意義でもあります。

our value

一人ひとりの理解力に合わせた、道具づくりや環境づくり、コミュニケーションの工夫をし続けることで、個人個人が高い能力と集中力を発揮し、その仕事に向き合う真摯な姿勢は、当社の強みです。

全従業員が「相手の理解力に合わせる」という姿勢を大事にし、素直な心でお互いを受け入れ、理解・納得・励まされ合いながら成長し、チームワークを強めています。

私たちは、地球にやさしいものづくりに取り組み、すべての人々に力を与えるとともに、私たちが真剣に、思いを込めてつくったkitpasで、喜びや楽しさ、そしてここに創造力を発掘し、伸ばしていく、その役に立つことに尽力しています。